【西宮市】かつて国道2号線を走っていた路面電車、阪神国道線。上甲子園から西灘までの区間の運行が廃止されて、ちょうど50年になります。
かつて、国道2号線を走っていた阪神国道線。その上甲子園から西灘までの区間が、1974年3月16日(土)に運行を終了しています。
ちょうどその日から50年目を迎えて、その名残がないか探ってみることに。
芦屋市内に架かる業平橋はほとんど姿を変えていないようですが、架線柱や線路は残っていない様子。
また、阪急阪神国道駅ではその下をくぐっていました。
歩道橋に吊り金具らしき物が見えますが、ひょっとすると架線を吊るすのに使われていたのかも。
一方で当時から走っている路線バスの停留所に目を移すと、そのまま使われているケースが多く見られました。
西宮市内では瓦木↓↓をはじめ、津門、西宮戎、森具。
芦屋市内では山打出と芦屋川↓↓。国鉄からJRに変わって変化したものは省きましたが、これらの中には市制が施行される前の村の名前もあって、その歴史を語り継いでいる感もあります。
ちなみに上甲子園から東の野田までと、甲子園筋を走っていた甲子園線は、1975年5月5日(月・祝)の運行をもって廃止されています。