【西宮市・芦屋市】2月10日で運行を終える、阪神電車の「青胴車」。実際に乗ってきました。
2025年2月10日(月)の運行をもって、その運用を終える阪神電気鉄道5000系。
【阪神電車ちょこっと話】
1月27日・30日、青胴車5001形が旧西大阪線区間を再び走るイベントを開催しました。まもなく引退予定の青胴車ですが、多くのみなさまに最後の雄姿を見ていただくため、周りへのお気遣いや譲り合いなど、マナーを守ったお見送りにご協力をお願いします!#阪神電車 pic.twitter.com/MYaBPSZ9oX
— 阪神電車【公式】(阪神電気鉄道) (@hanshin_pr) February 5, 2025
車体の下半分がロイヤルマリンブルーに塗られていることから「青胴車」として親しまれてきました。
2月9日(日)に乗車する機会があったので、その様子をお届けしたいと思います。
前面には「1977-2025 SERIES 5000」と書かれたヘッドマークが掲げられています。
車内にも、祝日の際に日章旗が飾られる場所に同じデザインの旗がありました。 薄緑色の内装も、この編成のみ。
座席の色は、かつてはワインレッドでしたが、今はオリーブグリーンに変えられています。
駅間距離の短さから採用され、「ジェットカー」の愛称の基になった急加速・急ブレーキぶりは健在。加速の際につり革が一斉に動く様が見られるのも、今日と明日限りとなります。
筆者のお気に入りの座席は、編成真ん中のこの場所。2両編成から4両編成になった際に撤去された運転台の場所で、ちょっとしたテーブル代わりに使っていました。
途中の駅で特急や急行に追い抜かされるため、その都度ホームはにわか撮影会と化していました。
約50年間の活躍、本当にお疲れ様でした!