【西宮市・芦屋市】阪神電車の最後の青胴車の定期運用が、2月10日で終了。現在、震災当時の姿で運行されています。
2025年1月15日(水)、阪神電気鉄道株式会社は最後の青胴車の定期運用を2月10日(月)で終了すると発表しました。
2024年12月1日(日)にもお伝えした通り、現在運行されているのは1980年に製造された5025号車を含む1編成のみとなっています。
こちらから、2025年1月8日(水)から「”たいせつ”がギュッと」のシンボルマークが外されています。
これは、1988年から行われた4両固定編成化改造当時の状態とほぼ同じ状態です。
ホームドア対策で車番が車体上部にも表記されている他は、30年前の阪神・淡路大震災の発災の時と変わりません。
阪神本線で普通列車として走っている車両の中で、当時走っていたのはこの編成のみ。
そういう意味でも「震災の語り部」が姿を消してしまうのは、残念な気持ちがあります。
なお、定期運行最終日までの運用ダイヤは、同社の公式サイトで発表される予定とのこと。
ラストランをこっそり見守れればと思います。